サラリーマンの部屋 生活

アラフィフおやじにとってコスパ・タイパは必要か!? 大切なことはQOLを上げること!

どぉも~がんじぃです! 近頃、効率について考えることが多々あります。効率といえばコスパという言葉は皆さん聞きなじみがあると思いますが、少し前からタイパ(タイムパフォーマンス)という言葉も出てきています。 また直近ではスぺパ(スペースパフォーマンス)なんて言葉も生まれているようです。

私もいろんなことを実践してきましたが、アラフィフになり、効率ばかり求めている自分に疑問を感じています。

結論としては、年を重ねるにつれて、時間を効率的に使うというより、「その行動を充実させる、そのために結果として時間を使う」ことを意識しております。 より具体的に検証していきたいと思います。

効率とは

効率という単語を辞書などで調べてみると、『機械によってなされた有用な仕事の量と機械に供給された全エネルギーとの比。』と表現されるようです。ちょっとよくわからないですね。。

私なりに解釈すると、『一つの枠にどれだけ多くのものを詰め込めるか』といったことかと思います。

コスパであれば、1000円でどれだけ多くの(もしくは高価な)ものを買うことができるか。 タイパであれば、1時間でどれだけ多くの行動(経験)ができるか。 スぺパであれば、20平方メートル内でどれだけ快適に過ごせるか。 こんなところでしょうか。 より具体的に検証していきたいと思います。

サラリーマンのコスパとは

1000円でどれだけ多くの(もしくは高価なもの)を買うことができるか? サラリーマンの典型的な例はランチではないでしょうか? 昔はワンコイン(500円)で食べられるランチ合戦が都内では繰り広げられていたようですが、最近は少ないようですね。(それでも一部のお弁当は安く販売されているようですが)

でも、その安いランチを食べるために、15分かけてお店に行ったという経験はないでしょうか? 確かにコスパの良いランチは取れたけれども、果たしてタイパとしてはどうだったのでしょうか。。 例えば片道15分なら往復30分、アラフィフおやじの時給が平均2000円だったとすると、往復の時間で1000円分の仕事ができたことになります。単純計算というわけにはいきませんが、結局は1500円のランチと同じことになってしまいます。さらにお店の前で10分並んだなら、、更にアップとなります。

かといってその30分で何か仕事ができて1000円をもらえるわけではありません。ただし確実に我々の30分は奪われることになります。世界にはいろんな環境の人々が70億人以上いますが、1日24時間ということだけはすべての人々に対して平等です。 人生80年と考えると、20代の人たちはまだ50年以上ありますが、アラフィフおやじの我々には残すところあと30年ほどしかありません。限られた人生を全うするためにも、時間は有効に使いたいものです。

アラフィフおやじのタイパについて考える

では、タイパを意識すべきか? 決して悪くはないとおもいます。先ほど例に挙げた、1時間でどれだけ多くの行動(経験)ができるか で見ると、1時間でより多くの経験ができるのですから一見よさげに見えますが、タイパに意識しすぎていろんなことを詰め込んではいないでしょうか? 私が意識していたのは、『常に2つ以上のことを行う』ことでした。 具体例を挙げると、『ご飯を食べながらインターネットを見る』、『ウォーキングしながらラジオを聴く』、『歯を磨きながらメールをチェックする』などです。できるだけ2つ以上のことをこなし、それを誇っていました。 更に言うならこの『ながらラジオは2倍速で視聴』でした。

タイパで気を付けるべきこと

ここで意識することは、タイパの定義を『1時間でどれだけ多くの行動(経験)ができるか』から『1時間をどれだけ充実した時間にできるか』に変えてみることです。2つのことを同時にできているようで、実はどちらも中途半端になっていないでしょうか? ご飯を食べながらインターネットを見ている時、本当にご飯の味に意識が向いていますか?その食材がどうやってできたか、どんな人によって作られたか、実は今が旬の野菜で作られているとか、、もちろん表面的なおいしさは感覚で分かりますが、もっと意識すればもっともっとその食事がおいしく感じられます。ながらインターネットも、実は表面だけの活字を追っているだけで、その記事の裏に隠されている真実などには当然意識なんて向いていません。

充実感は何事にも代えがたい

もう一つ典型的な例は旅行です。 先日のブログで、四国一周をしたお話をしました。海外旅行などでもそうですが、なかなかできない経験なので、できるだけ多くの観光地に行きたい!ということで朝から晩まであちこちを移動し、ぐったりしてホテルで爆睡。そして翌朝は早朝から次の場所に移動。。。なんて経験は多いのではないでしょうか? 確かにいろんな経験ができ、思い出には残ると思います。しかし大切な休暇なのに疲れてしまい、その疲れが仕事に影響することになります。

まとめ:QOLを上げる

今回は、コスパ・タイパについて、アラフィフおやじの観点から考えてみました。もちろん『費用対効果』や『時間帯効果』ということはビジネスにとっては必要かもしれません。しかし、なぜ『お金を大事にするか』、『時間を大事にするか』を考えてみてください。結局は『QOLの向上』のためではないでしょうか? その節約がQOLを上げているかを考えて、一度自らの行動を見直してみてはいかがでしょうか?

日本経済新聞のウェブで、コスパ・タイパについての参考になる記事を見つけましたのでリンクを張っておきます。

時間をぜいたくに使うという意味では、瞑想はおすすめです。なんといってもコストゼロ! まずは10分間瞑想を始めてみましょう~ 『何も考えない10分間の至福』を味わってみてください。 下記に私の過去の瞑想のブログのリンクを掲載しておきます。

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